1/21/2019

K事件






Hatena日記さんからメールが届いた。
はて?はてな、とな???と、ちょっとわざとらしいが、最初は(本当に)何故こんなものが届くのかわからなかった、リンク先に跳ぶまでは。

そこで思い出したのだ。
そうだったそうだった。
はてな日記を以前お借りしてたのでした。

リンク先には、引っ越しします、という記事。
はてなさんのところに広告が出るようになったから、と書かれている。(そして、その引っ越し先がここだったらしい。)
もう随分前のことだ。すっかり忘れていた。
いや、こうやって書くことさえもすっかり忘れている自分。


さっき、何か書くか、と設定ページ(と言うのかな?)に行ってみたら、ドラフトに何か残っていた。タイトルは 「First Day of School 」。書いたのはどうやら2018年の8月らしい。3行くらいで止まっていた。
顔本に行ってみたら、First Day of School! のポストがわんさか、もちろん子供達の誇らしげな写真とともに、というやつ。あ〜わたしも昔は娘の写真を撮ってたな〜〜〜なんてことを思い出した。のかもしれない、ちょっとばかりの気恥ずかしさとともに。


顔本。Face book.

今、わたしは顔本のアカウントを休止している。永続的に休止、のつもり、とりあえず。
煩わしさはあった。
2年くらい前かな?職場の同僚が職場用のグループメッセージを作成した辺りから。
ど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜しようもないメッセージがじゃんじゃん入ってくるのだ。
しかも人数が多いもんだから、その、ど〜〜〜〜〜〜〜〜しようもないメッセージにど〜〜〜〜〜〜〜しようもないコメントをする奴がわんさかいる。その度にシャンシャンわたしの携帯の画面に「メッセージ来ましたぜ」の文字列が並ぶ。携帯のサウンドは常にオフにしているので音は出ない、それでもウザい。しばらくは無視していたが、そのうち我慢できなくなって、その「メッセージ来てますぜ」ってやつをオフにした。かなり、セーセーした。解放感。
翌日、同僚たちから「メッセージ見た?」と聞かれた時には「知らん。オフにしとったから。」と答えた。問題なし。重大なメッセージがあったとしても、別に命に関わるものではない。しかも、わたしに超関係のある件であれば、メッセージでなくとも電話なりtextなりで連絡が来るのだ。大抵のものは次に職場で会う時に耳にする、で、充分事足りる。

そんなこんなでやり過ごしていた顔本だったが、ある日、ど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜しようもない事件が起きた。
同僚Kからわたし宛にメッセージが来た。グループメッセージではなく、個人的なもの。
明日また休むのか?(彼女は体が弱いのだ)と思ったわたしは、そのメッセージを開いてみた。
らば。
らばラバらば。
これがもう、ど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜しようもないコピペのメッセージだった。


内容。

m(←わたしの名前)、あなたから<また>フレンド申請が来たの。
絶対スパムだと思ったから無視したけど。
あなたのアカウント乗っ取られてるっぽいよ。
セキュリティ強化が必要ね。


はぁ????? あり得ん。

セキュリティはもう随分前から「最強力」とされているやつに設定済みだ。
わたしは同僚に顔本メッセージではなく、textでこう返した。
「ね、あなた本当に<実際に>わたしからのフレンド申請が、今、来たってこと?」

この同僚、ちょっとしたことですぐ嘘をつくことで有名なお人だ。なので、単刀直入に訊いた。イエスかノーか、さて、どう出る?
と、Kの返事はどっちでもなく、否、どっちともとれるものだった。Kはそこで、訳のわからんことを説明しだしたのだ。
「もう一度訊くけど、実際にわたしから申請があったってこと、なかったってこと?」
すると、Kの返事はイエス、と来た。

うわーーーー
もう、どう〜〜〜〜〜〜〜でもいいわ!

と、ここでわたしはブチリと切れました。
めっちゃコピペのあの文章で(Kにあんな理路整然とした文章が書ける筈がない。文体もKのものとは全然違うし)、平然とイエスと言っちゃうなんて、もうちゃんちゃらおかしくてやってられんわい。

「わかった。ありがとう。ぶっちゃけ顔本にはうんざりしてたところだからアカウント消すわ。」
KにそうtextするとKは慌てて
「消さなくても大丈夫!セキュリティ設定を強化すれば問題解決よ!わたしもそうしたの!そしたら全く問題なしになったから!」
「いや、セキュリティ最強になってるから、既に。いいのいいの。顔本信用ならんから。」

ってことで顔本を消してから・・・・かれこれ3-4ヶ月か?


最初は「あ、顔本なくなったんだった。」と、事あるごとに思ったものだが、今ではもう顔本なしが当たり前の生活。ろくでもない職場のグループメッセージは来ないし、ゴシップにも見ざる聞かざるで済む。最高スッキリ。
ある同僚たちからは、m、もしかしてわたしのことアンフレンドした?とか聞かれたものだが(タグ出来なかったとかなんとかで)、顔本アカウント消したから、と言うと、ええええ!?なんで????と、驚かれたが、今ではもうみんなが知ってる。mは顔本してないものね〜と。いいわ、これ。マジすっきり。



ついこの前、めちゃくちゃ笑えることが起こった。
新しく入った職場の若い子から、「m、顔本のフレンド申請したいんだけど、いい?」と訊かれたのだ。
「あ、駄目だわ、わたし顔本やってないから。」
すると彼女、目を大きく見開いて「なんで????」と叫んだ(本当に、叫んだのだ)。
そして、こう言ったのだった。


「じゃぁm、どうやって他の人の生活を見るの???」


目が点になった。そして、笑った。大笑いだ。
面白過ぎる。そっかそっか、そうだよな。顔本をしている人たちの真髄はそこのところにあるのだなぁ。

「他の人の暮らしぶりをチェックする」

なるほど。だから顔本ちゅうのは煩わしいんだな。だから自分は今こうもすっきりしとるんだな。



そういう意味では、あの「K事件」には感謝すべき、であろう。わはははは。

















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