1/03/2016

今さら「謎のプリンス」



まぁ正しくは「ハリーポッターと、謎のプリンス」、原文だと"Harry Potter and the Half-Blood Prince"


2学期の最終日は補習校の図書の日だったので、久しぶりに本を借りてみた。生徒らに混じって列に並ぶのもちょっと恥ずかしかったが、図書担当者(校長先生だったのだけども)から「あ、m先生のはIDを作成するまでちょっと待っててもらえますか」と言われ、ますます目立ってしまった。でも、せっかくの冬休みなので、時間を潰して(人目を避けて)それを待ち、無事に借りてきた、というワケ。


クリスマスを夫の実家で過ごすのに上巻を持って行ったが、その時には本は開けず。結局、家に戻ってきてから読み始めた。最初は日本語ということで、ちょっと違和感。これは毎回感じるもの。も、だんだんと気にならなくなり(例えばスネイプが自分のことを『我が輩』と呼んだり、ハグリットやルーナの喋り方とかも)、とにかく時間を忘れて読み耽った。やはり日本語というものはすんなりと入っていくのだなぁと思う、上下巻をトータルすると三晩くらいで読破した。時間にしたらもっと短いかも。昨夜、読み終えた後に、もうちょっとゆっくり読めば良かったな、、と後悔したくらい。


この巻のハリーは16歳だ。
思春期ホルモンが悶々と体内を駆け巡って今にも爆発しそうな、そんな時期。自分にもそういう時期はあったし、娘のそれもつい昨日のように思い出す。なんつったって厄介な時期。そんな時期に自分をずっと護って来た(ハリー自身、そう感じていた)ダンブルドアを失う。それも、自分がずっと憎んできたスネイプの手によって。


ハリーポッターシリーズは英文で全巻を何度か読んだ。だからその後の展開も知っている。それでも、あぁ、続きを早く読まなくては、、、と思ってしまった。凄いなぁ、J・K・Rowling(と、松岡佑子氏)。



巻末に翻訳者のあとがきがあり、ハリーポッターシリーズ6巻までを翻訳している間、彼女の父、夫、母とを失ったことが書かれていた。時間の流れを感じる。
今のわたしは、母の認知障害の進行と介護の問題と、外国における自分の家族との暮らしの変化に、なんとかしよう、なんとかなるか、なんとでもなるさ、なんでもないさ、そんな感じか。






あ、この本は1月最終週の図書の日に返却予定。その時に最終章の「死の秘宝」を借りるつもりだ(誰も借りてがなかったらの話)。そしてそれまで(今夜からは)、Harry potter and the Half-Blood Princeを読む。英文もサラサラっと読み進めたいものだが、どうかな?




















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