10/04/2013

傍にいてくれるだけでいい



ブルースのことを思い出すときは、楽しかったことばかりが浮かんでくる。心が淋しくならないよう、わたしの心がそう仕向けてくれているのか。
もっと色んなこと思い出そう、と、自分のために書き留めている日記を読み返していたら、だんだんだんだん、淋しく、恋しく、なってきた。心は、まだ辛いのだなぁ、と思う。うん、それでいいのだ。






2012年4月24日



昨日の朝、仕事へ行くときに驚いたこと。それは辺りがもう白んで来ていて、青空がうっすらと始まっていたこと。週末休みの間に、夜の明けるのが早まっていたらしい。たったの2日でこんなにも違うのかと驚かされた。先週の金曜まではまだ真っ暗ななか、職場へ向かったものだけれど。


昨日の朝は38Fとさっぶい朝だったが今朝は寒さが緩んだようで起きるのが楽だった。今、調べてみると47Fと出ている。全然違うね。やっぱり寒いのは堪える。

Bの様子を書いておこう。
最近(半年くらいか)、散歩のときにわたしが来るまで待っている。それだけじゃなく、夫とD&Cが準備出来て外へ出ようとしても、わたしの元へやってきて、出かけようとしない。きっと、自分はマミィと歩くもの、と感じているのだろう。一緒に行こうよ、と誘ってくれているのが嬉しい。その反面、体がキツイのかな、、と不安になる。日曜日には、疲れないようにと散歩の途中でわたしとBだけ帰るように仕向けたが、ダディとD&Cが先を行くのを見て、頑固にも動かなかった。なので、様子を見ながら一緒に後から付いて行ったのだけれど、後半になって脚が動かなくなってしまったらしい。ひょこひょこと片足を引きずって歩き出し、それがだんだん酷くなったので、そこから夫が担いで帰った。ダディに抱かれたBは嫌がることなく、ちょっと嬉しそうな顔までして(!)おうちまで一緒に帰った。以前は、抱っこされると怖がったり嫌がったりしたものだが、あんなに素直に担がれる姿を見ると、さらに淋しいような切ないような気持ちになってしまった。
昨夜は、TVを見ているわたしの傍に来て、撫でてと言わんばかりに顔をすり寄せて来る。リクライナーに座っているわたしは、Bの首もとを撫でるのに手が届かず体勢が苦しい。それでも長いこと体を斜めにしてBを撫でていたのだけれど、どんどんさらに遠くのほうへと横たわってしまうB。結局、リクライナーから降りてフロアーの上にクッションを置いてそこへ座って、Bをずっと撫でてあげた。Bはとても安心して眠っていた。体を撫でていると、骨皮ばかりで筋肉がすっかり削げ落ちているのがよくわかって、本当に辛くなる。夫にそのことを言いながら、涙が出てきそうになった。
そうそう、Bは眠っている途中で、くっさーーーーいおならもしてくれた。まったくーーー。おなら攻撃を食わせながらも本犬は知らん顔でぐっすり眠っている。なので、ちょうど良いとばかりに、爪切りをした。案の定、良く寝ていたので切りやすかった。

じいちゃんになってしまったBがかわいくて愛しくてたまらない。Bとは長い歴史がある。いつまでもいつまでも元気でいて欲しい。いや、元気とまでは言えなくても、傍にいてくれるだけでいいよ。