半端ない寒さ。
暖冬と言われていたのが嘘のよう。
Bitterly Coldでは済まない、Brutally Cold 否、Deadly Coldがふさわしい。
我が学区は火曜日から3日間休校措置が取られた。驚いたことに、先に発表されたのが我が街の大学だった。大学が休講する(しかも3日間)なんてこと、前代未聞だ。以前、娘がこの大学に通っていた頃、大学は絶対にクローズしないと嘆いていたのを思い出す。
ちなみに8時現在の気温は-26°F(-32.2℃)wind chilは-40°F(体感温度-40℃)。今朝起きた時から殆ど気温が上がっていない。でも太陽が上がってきたので、これから少しはマシになるだろう。
姉は「家から出ないで済むなら最高じゃ」と言った。確かにそうだ。
が、一昨日はデューイがBackyardの真ん中あたりでじっと座ったまま動かなくなり、迎えに行かなくてはならなくなった。彼は耳が遠くなってしまったので、ドアのところから名前をいくら呼んでも聞こえていない。また、こちらを向いている時に大袈裟に両手を上げて振ってもどうやら見えていないらしい。しょうがないので、ニット帽をかぶって厚手のコートを着込み手袋を装着、スノーブーツを履いて迎えに行った。わたしが近づくとようやく、ああ、という表情。凍え死ぬよ!と言いながら連れ帰ったこと2度。
なので昨日は頃合いを見て最初から一緒にbackyardへ出た。どのみち散歩へ行けるような気温じゃないし、poop拾いをしながら少し遊ばせた。が、さすがに5分程度しか持たない。犬たちもそれで充分そうだった。それくらい、寒い。マフラーで顔を覆うべきだった、呼吸をすると肺がキンと冷え込むのがわかった。
室内は暖かいから寒くても割と平気。
と、良く言ったものだが、この3日間はセントラルヒーティングの限界を知った。特にmain floorはオープンになっているので暖まりが悪いようだ。寝室の方が数倍、暖かい。どうにも我慢できなくなり、一時的に設定温度を上げた。かつ、暖炉にも火を入れる。こんな時にやせ我慢したってねぇ、、、、と、自分に言い聞かせる。この地へ来て10年、こんなに寒いと感じるのは初めてだ。
日本に住んでいた頃、ストーブのある部屋から出るのが苦痛だった。
キッチンへ何か取りに行くのも寒くて億劫だったし、トイレへ行くのでさえギリギリまで我慢する始末。
そんな中、ストーブの灯油切れは一大事だった。誰が灯油を入れに行くか?わたし達はじゃんけんで決めたものだ。勝者はガッツポーズで喜び、敗者は
寝る前には寝室のスペースヒーターを時間予約でオンにし、電気敷布で床を温めた。
早朝、娘はヒーターの前で制服に着替えていたっけ。「そんなに近づくと焼けるよ!」
こうして思い返すと、やっぱりママゴトみたいな暮らしだった、、、。笑い話だ。
大寒波はとりあえず今夜までの様子。午後から雪になるようだが、気温が上がるのなら文句は言えない。
明日は金曜日。月曜以来の出勤。2月が始まる。