1/25/2019
ユメモ・aphorism
犬たちをBackyardに出そうとしたら、斜め向かいの家の人が彼らの愛犬を庭に出していたので、どうしたもんかとドアを開けられずにいた。
するとぶるーすが早く開けてくれと言うようにそわそわし始めた。そして、(見える筈がないのに)彼のお尻の穴がぶわぶわと膨らみ始めたので、慌てて階上へと連れて行った。
のだが・・・悲しいかな、間に合わなかったようだ。
駆け上がった先、ガレージへと続くドアのところで、ぶるーすは用を済ませてしまった。彼が粗相をするなんて余程のこと。怒る気にはならない。
ロールペーパーでブツを取り、main bathroomへ。両手の塞がったわたしは呑気にやって来た夫にトイレの蓋を開けてくれ、と頼んだ。へいへいと夫がトイレの蓋を上げると・・・
なんとそこには流されていないものが、、、、
ブチ切れそうになりながら、早くフラッシュしてよと叫ぶ。が、夫は一緒に流すよと言わんばかりの表情でわたしを見ている。
まずは<それ>を流して!!
流す前に蓋閉めてよ!!
この後、晴れてぶるーすのものも始末できたのだろうが、夢の記憶はここで止まっている。そこで目が醒めたのかもしれない。
先日、友人夫婦とランチへ行ったおり、なぜか「我が家のルール・トイレの蓋編」についての話題になった。娘がなかなかそれを実行出来なかった、というもの。なんでそんなろくでもない話をしてしまったのか、、、、思い出すだけで恥ずかしい。
彼女のご主人からは「そもそもどうしてトイレを流す時に蓋をしなければならないと思ったんですか?」と訊かれた。「目に見えない汚物の粒子が飛び散るらしいですよ。」わたしは真顔でそう答えたのだが、一つ思い出したことがあって付け足した。
いっちばん最初に「トイレの蓋を閉めようよ」となったのには立派な理由があった。
我が家の犬第1号であるぶるーす。
彼はトイレの蓋が開いていると、そこから水を飲む悪習があったのだ。
「トイレの蓋閉めてってば!また、ぶるーすが水飲んでたわよ!」
そうだった。それが元々の始まりだったのだ。
友人夫婦は、なるほど、それなら話はわかる、といった顔をしていた。汚物の粒子飛散論では納得できなかったらしい。
そうか。今、わかった。
だからぶるーすが登場したのか。。。
ぶるーすはこの家に来て間もなく亡くなった。
引っ越し前から体調を崩していたが、引っ越し後はいよいよ動けなくなり、ほとんど寝たきりの闘病生活だった。だから、階下のbackyardへ向かうドアへは行ったこともないし、庭に出ることさえ出来なかった。
夢の中でぶるーすは相変わらず一番大きくて、そしてとても元気だった。尻尾のないお尻をフリフリさせて、庭へ出せ、庭へ出せ、と、目をキラキラさせながらはうはうしていた。デューイもコズモも、ぶるーすの後方にいて、ぶるーす兄ちゃん健在!って感じだった。
友人は彼女自身のことをアホリズムと名乗っている。わたしの大好きなバカリズムから取ったのか、と思ったが、彼より先に名乗っているのだと言う。自分の氏名をいじってのものということで、言葉遊びのようなものだった。聡明でありながらユーモアのあるお人なのだ。彼女はこうも言った。「aphorismにも似ていて良いかな、って。後付けだけど。」
かかか、かっちょえええええええ!
いやいや後付けじゃないでしょう。さすがです。素晴らしい!!
わたしはすっかり彼女のことが大好きになってしまった。ご主人もまた然り。なんて知性溢れるご夫婦。ふたりともわたしみたいにわちゃわちゃしてなくて、ものすごく自然体。ものすごくクール。
そんなお二人に会って三日後に見た夢がこれでした。
夢にはなにやら隠された意味があるのか?いや、意味なんてない。見て、楽しんで、こうやって思い出して書いておけば、後になってからも味わえる。それが夢です。
そして、「トイレの蓋を閉める」は、我が家の格言であります。これ、後付けですが。
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